認定看護師の紹介
認定看護師の紹介
当院における認定看護師やアドバンス助産師を紹介します。
皮膚・排泄ケア認定看護師(1名)
主な活動
- 院内、院外の教育関連の講師
- 皮膚・排泄ケア領域におけるケア実践、患者と家族、職員へのケア相談や指導
☆メッセージ☆
自分がいる場所、いるべき場所を意識したときに、広く情報を集めてほしいと思います。人が与えられる情報には限界があります。自分の性格や周囲の環境がどのように変化し何を目指していくべきなのか、悩んでほしいと思います。少なくとも、その道を歩んできた者として、繋ぎ、仲間となり、共に切磋琢磨できることを楽しみにしています。
感染管理認定看護師(2名)
主な活動
- 感染症対策
- 院内・院外の指導・教育
- 医療関連感染の監査
- 感染症に関する相談対応
- 管理システムの構築・マニュアル作成
☆メッセージ☆
院内の感染リスクを低減するために、患者さんと職員が安全に、そして安心して働ける環境やシステムを提供することに努めています。また、院内にとどまらず、他施設や行政と連携をとりながら、感染対策活動の支援を行っています。他職種と関わる機会が増えることで医療職としても大きく成長できます。
COVID-19パンデミック、大規模災害などで感染管理認定看護師の役割が注目されている分野です。医療の質と安全の構築のために、是非一緒にやりましょう。
緩和ケア認定看護師(2名)
主な活動
- 緩和ケアミーティングを毎週開催
- 緩和ケアの知識を深めるため研修会
- 患者と家族、職員へのケア相談や指導
- がん患者チャリティーイベントRFLの運営・企画
- がん患者勉強会やイベントに参加
☆メッセージ☆
終末期の患者さんは、病院での生活が24時間続きます。そして、人生最期の瞬間に私たちは関わります。看護の知識や技術も大切ですが、そんな患者さんに思いやりをもって接することが「ケアリング」であると思っています。緩和ケアでは、「死」という重いテーマがイメージされがちですが、緩和ケアは生きることを支える看護です。看護する側も落ち込むことがあると思います。
一人で悩んだり抱えたりする必要はありません!!みんなで一緒に考え分かち合う看護を目指して活動しています。
認知症看護認定看護師(1名)・特定看護師(1名)
特定行為:精神および神経症状に係る薬剤投与/栄養および水分管理に係る薬剤投与
主な活動
- 認知症に関する研修や講義
- 認知症ケアカンファレンス、病棟ラウンド
- 身体拘束最小化委員会
- 広報誌発行
☆メッセージ☆
認知症と診断された方が、年々増えていますよね。皆さんも肌で感じていると思います。しかし、その対応というのは一筋縄でいかず、ケアや処置に苦戦することも稀ではありません。業務の中で感じる困り事を少しでも解消できるよう、微力ながら研修などで関わらせていただいています。認知症の知識を深めてもらうことで認知症の方への見方や考え方が変わり対応が適切になるようにと思って講義しています。皆さんが“認知症の方のどんな行動で悩んでいるのか”を知り、より現場に沿った対応ができるように努めていきます。
精神科認定看護師(1名)
主な活動
- リエゾン活動
精神科リエゾンチームは、身体疾患で入院中の患者さんが何らかの精神心理面の問題を抱えた場合に、精神医療と身体医療をつなぎ、担当各科の医師や看護師と「連携」しながら支援を行っています。
☆メッセージ☆
同じ志をもつ人に出会えること。今も私を支えるものの一つと言える仲間を得たことが一番大きいと感じています。認定看護師の資格は、臨床での実践がなければ喪失するものです。看護師国家資格のように一生保持できるものでもありません。昨今は、Zoom等で全国の様々な研修を受けることが容易となりました。もっと患者さん等に還元できるよう自己研鑽に努めていきます。
アドバンス助産師CLoCMiPR(12名)
助産実践能力が一定の水準(助産実践能力習熟段階レベルⅢ)に達している助産師
主な活動
- 妊娠期のケア、分娩期のケア、産褥期のケア、新生児/乳幼児のケア、地域母子保健における役割・責務、ハイリスク・高度先端医療における役割・
- 責務、出生前診断・遺伝相談におけるケア
- ウィメンズヘルス
思春期のケアにおける役割・責務、中高年のケアにおける役割・責務 - 助産管理
- 専門職としての自立を保つための役割・責務