診療科・部門
麻酔科
基本情報
医師紹介
診療内容・特徴
麻酔科専門医による周術期管理で、患者さんの安全をサポートします。
当院においては、およそ20年ぶりに2023年7月より常勤の麻酔科専門医が着任し、麻酔科部長を拝命し勤務しております。もっぱら産婦人科・泌尿器科・皮膚科の手術麻酔を担当していますが、それらがない曜日は外科の手術麻酔を担当しています。当院には、外科や精神科で麻酔標榜医を持つ常勤医が9名おり、多くの外科手術症例の麻酔は麻酔標榜医を持つ常勤医が行っています。
時間外や休日の緊急手術においては、外科の場合は麻酔標榜医が麻酔を担当し、産婦人科の場合は宮大麻酔科から麻酔科医を派遣していただいています。そのように、当院での手術の全身麻酔は、平日の日中は麻酔科専門医と麻酔標榜医により行われ、時間外や休日も同等の技術とキャリアを持った医師が麻酔を担当し、手術中の患者の安全を保てる体制をとっています。
麻酔科の取り組み
- 麻酔科専門医が担当する症例の朝の手術室への入室時刻を、原則として、外科では8:45、産婦人科では8:30へと早めました。経営戦略のひとつではありますが、より多くの患者さんの手術麻酔を担当することができるようになると考えています。
- 2024年春に、麻酔科専門研修プログラム連携施設の申請を行いました。
- 2024年5月より、救急救命士による気管挿管実習を開始しました。救急救命士が患者さんの気管挿管を行うことについてご協力をお願いしています。この実習に協力したことで、麻酔から覚めた後にのどの違和感が増えることのないよう細心の注意を払います。麻酔科専門医・麻酔標榜医がしっかりと指導監督を行っておりますのでご安心ください。ちなみに、救命士1人あたり30症例がノルマで、12月現在6人目の救急救命士が実習に励んでいます。
- 2024年9月より、県の地域周産期母子医療センターとして分娩が困難な状況における脊硬麻による和痛を開始しました。今後この診療体制を整えて無痛分娩としてPRする予定です。
部長
河野 太郎
カワノ タロウ
専門分野
- ︎麻酔科専門医(日本専門医機構)
- 救急科専門医
- ペインクリニック専門医
- 老年麻酔学会指導医
- 蘇生学会指導医
- 麻酔標榜医
- 麻酔科認定医・指導医
詳細を見る
詳細を閉じる
出身大学
宮崎医科大学
(1992年卒)
(1992年卒)
経歴
1983/03 – 日向市立財光寺中学校 卒業
1986/03 – 宮崎県立宮崎西高等学校理数科 卒業 (第10期)
1992/03 – 宮崎医科大学医学部医学科 卒業 (第13期)
2021/03 – 東京大学大学院医学系研究科特別課程 履修証明プログラム(学校教育法第百五条)「東京大学経営のできる大学病院幹部養成プログラム 標準コース」修了
認定資格
【医療機器】
- 第1種滅菌技師
- 第1種ME技術者
- 臨床ME専門認定士
【労働衛生】
- 認定産業医
- 社会医学系指導医・専門医
- 労働衛生コンサルタント(保)
- 第一種作業環境測定士(第一二三四五号作業場)
【スポーツ】
- 認定健康スポーツ医
- 公認スポーツドクター
- 公認障がい者スポーツ医
【その他】
- 厚生労働省認定臨床研修指導医
- 緩和ケアの基本教育に関する指導者研修会修了
- インフェクションコントロールドクター(ICD)
- プログラム責任者養成講習会修了(平成27年度)
- 高度医療安全推進者
- JALAカテゴリA・B (2024)、J-CIMELSアドバンス(2018)、NCPR-A(2018更新)、ALSO(2012)
【救助・防災】
- JPTEC九州 世話人
- MCLS 管理世話人
- ITLS Japan Chapter Affiliate Faculty
- BHELP Instructor
- AHA Instructor 〜2023(BLS ACLS PALS)
- 甲種危険物取扱者
- 乙種第6・7類消防設備士
- 二陸特・二海特・航空特・三アマ無線技士
- 宮崎県防災士
所属学会
- 日本手術医学会 評議員
- 日本医療機器学会 代議員
- 日本産科麻酔学会 社員
- 日本労働安全衛生コンサルタント会 宮崎支部 監事
趣味・特技
- 酒匠・和酒テイスター・日本酒学講師・唎酒師・国際唎酒師・焼酎唎酒師
- 狩猟免状(第一種銃猟・網猟・わな猟)