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最新放射線治療装置

最新・高精度の治療装置で患者さんにやさしく高品質な放射線治療を

当院では2024年12月より放射線治療最新フラッグシップ機器・Varian社製 VitalBeamを導入しました。次世代の放射線治療に対応するために開発された、汎用性の高い医療用直線加速器(リニアック)です。現在の放射線治療の主流である画像誘導放射線治療(IGRT)をはじめ、定位放射線治療や強度変調放射線治療(IMRT)に加え、呼吸性移動に対応した照射を安全に、精度高く、短時間で行うことが可能です。高度なマシン制御機構を搭載し、10ミリ秒単位で放射線を制御することで、より複雑かつ高精度な治療に対応します。

切らない治療で、体への負担を少なくする放射線治療

放射線治療は「切らない治療」として紹介されることも多い治療法で、病巣(がんなど)に高エネルギーの放射線を照射し行う治療です。1日1回、2-8週間程度の期間放射線を照射して治療を行います。1回15分程度の治療で照射中は痛みや熱感などの症状もない体に負担の少ない治療です。

放射線治療の対象となる疾患について

日本医学放射線学会、日本放射線腫瘍学会の放射線治療ガイドラインに沿って放射線治療を行います。また、近年発展しつつある集学的治療(放射線治療+化学療法+外科療法)の一翼を担い、最新の知見に基づく治療を行います。当院では前立腺がん、悪性リンパ腫、直腸がんなど当該診療科と連携した治療を行うほか、乳がん(手術後の追加治療)や転移性脳腫瘍、転移性骨腫瘍などの適応疾患についても放射線科にて担当し治療を行っています。

通院が困難な患者さんへの対応

放射線治療は体への負担が少なく外来で自宅からの通院も可能な治療法です。しかし、宮崎県という地域特性として遠距離・交通事情のため、また、体力的に通院が困難なケースもあります。そのような事情の患者さまには入院での放射線治療にも対応しております。

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