病気ガイド
診療科・部門
過活動膀胱
疾患の特徴
「過活動膀胱」とは、がまんできないほど強い尿意や尿失禁(尿もれ)、日中や夜間の頻尿などの症状を伴う病気です。
【頻度】
40歳以上で1割以上の方に認めます。加齢と共に増加します。
【原因】
原因がはっきりしておらず、生活の質を落とす病気の一つです。
【治療】
当院では、行動療法やお薬による治療に加え、ボトックス療法・持続神経刺激療法を行なっております。
<過活動膀胱・神経因性膀胱に対するボトックス療法について>
頻尿・尿漏れ・尿意切迫感を主な症状とし、行動療法や薬による治療で十分な効果が得られない患者様に対して、新たに適応となったボトックス治療を積極的に行なっています。この治療は、ボツリヌス菌がつくる天然のタンパク質(A型ボツリヌス毒素)から作られた薬を、膀胱内に直接注射する治療法です。膀胱の異常な収縮を抑制し、症状を和らげます。麻酔下に行ないますので、4-5日間の入院が必要です。まずは、お気軽に当院泌尿器科の外来へご相談ください。
〇 主な症状
次のような症状はありませんか?
- 炊事など水を使う作業をすると急にトイレに行きたくなる。
- 先ほどまではどうもなかったのに、あわててトイレにかけこむことがある。
- 急におしっこがしたくなり、がまんするのが難しいことがある。
- 余裕をもってトイレに行こうと思っても、ギリギリになってしまう。
治療法について
ボトックス注入療法
<過活動膀胱に対するボトックス療法>
頻尿・尿漏れ・尿意切迫感を主な症状とした過活動膀胱の新たな治療です。行動療法や薬による治療で十分な効果が得られない場合に適応となったボトックス治療を積極的に行なっています。この治療は、ボツリヌス菌がつくる天然のタンパク質(A型ボツリヌス毒素)から作られた薬を、膀胱内に直接注射する治療法です。膀胱の異常な収縮を抑制し、頻尿の症状を和らげます。麻酔下に行ないますので、痛みはありません。数日間の入院が必要です
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