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地域医療連携室

概要

当院では、平成12年10月に『地域医療連携室』を開設致しました。
紹介患者さんや諸検査等に関するご依頼などにつきましてお気軽にご利用していただける窓口としての役割を担っております。

各医療機関から当連携室を通してご紹介頂くと、事前にカルテ準備・担当医との診察日の調整・検査予約等を行い、患者様にスムーズに診察を受けて頂くことができます。
また、診療後のお返事が確実に出来るように調整いたします。

紹介受診の方へ

FAX予約申し込み

「紹介患者予約FAX用紙」(当院専用用紙)に必要事項を記入

ご記入頂いた「紹介患者予約FAX用紙」及び「診療情報提供書」を当院の地域医療連携室までFAX

地域医療連携室にて予約調整(診療科によっては予約調整にお時間を要しますがご了承ください)

予約調整が終わり次第、折り返し「紹介患者予約票」をFAXでお送りします。

「紹介患者予約票」を患者さんにお渡し頂き、指定日の指定時間に地域医療連携室に来室されるようにご説明をお願いいたします。事前にカルテ等を準備していますので、患者さんご自身が受付をされる必要はありません。

受診当日

予約当日の指定時間に紹介状・保険証をお持ちになって地域医療連携室にお越しください。

紹介状・保険証と「紹介患者予約票」を確認させて頂き、問診票をご記入の上、予約内容に沿って各科へご案内致します。

診療につきましては事前にご予約頂いておりますので、優先的な順位設定ができております。

後日

ご紹介いただきました患者さんを当院で診療させていただき、治療方針が決まりましたら各科外来よりお返事差し上げます。

ご利用について

一般紹介患者さんに関しましては、通常通り患者さんが紹介状を持参しての受付になります。
救急患者さんに関しましては、今まで通りに紹介医師個人宛にお電話をお願いします。その後、紹介状をお送りください。

利用について

共同利用制度

◯共同利用の対象者

近隣の医療機関に勤務する医師及び職員の皆様

◯共同利⽤の範囲

開放病床
(共同診療)
登録医の希望により病院医師と共同診療等を⾏うため、 3階東病棟4床、及びその他の⼀般病棟に各1床、合計10床設置
医療機器 CT、MRIその他検査機器(原則、紹介患者の検査実施)
図書室 登録医及び当該医療機関の医療従事者による利⽤
研修会等の参加 検討会、研修会、セミナーなどへの参加
閲覧 病院の管理及び運営に関する記録

  • 共同利⽤の実績
  • 救急医療の実績
  • 地域の医療従事者の資質の向上を図るための研修の実績
  • 閲覧実績

紹介患者に対する医療提供及び他の病院⼜は診療所に対する患者紹介の実績の数を明らかにする帳簿)

共同利用手順

◯開放病床の共同利⽤について

⼊院中の共同診療に係る患者の治療及び管理は、当院の責任において⾏うものとし、主治医は当院の医師とさせていただきます。そのため、登録医が検査・治療等の指⽰を直接出すことはできません。主治医がその責任のもとに指⽰を出しますので、主治医に治療・検査等に関するご意⾒・ご要望をお伝えください。

なお、当院はD P C 対象病院ですので、主病名に関連しない検査等は実施できない場合があります。ご理解の程、よろしくお願いいたします。

⚫︎⼊院について

  1. 登録医が開放病床において紹介患者さんの共同診療を行おうとする場合は、「共同診療利用入院同意書(様式第3号)」により患者さんの同意を得て、「紹介患者予約FAX用紙(様式第5号)」の「共同診療」欄の「希望する」を選択し、「診療情報提供書」「共同診療利用入院同意書」とともに、地域医療連携室へFAXしてください。緊急入院の場合は、「共同診療利用入院同意書」の作成が入院後になってもかまいません。
  2. 地域医療連携室が入院を担当する主治医と受診日(入院日)を調整します。なお、1.の手続きに先立って、診療科医師に電話で相談していただいても結構です。
  3. 地域医療連携室が「紹介患者予約票」をFAXにて登録医に返送します。
  4. 返送された「紹介患者予約票」、登録医の「診療情報提供書」及び「共同診療利用入院同意書(コピー)」を患者さんに交付してください。
  5. 紹介患者さんには、予約日時に上記書類を持参して地域医療連携室に来ていただくよう説明をお願いします。

⚫︎共同診療について

入院患者さんへの共同診療は、以下の手順により主治医と共同で行います。
  1. 共同診療は、原則、開放病床において主治医との同席にて行っていただきます。
    ただし、手術・検査等の都合により主治医が同席できない場合があります。その際は病棟看護師が診察・閲覧に同席しますので、ご了承ください。
  2. 共同診療・指導のために開放病床を訪問される場合は、事前に電話で地域医療連携室を通じて主治医と訪問時間等の調整を行ってください。
  3. 第1回目の来院時(患者毎)に、地域医療連携室で「診療情報提供申請書兼報告書」を記入してください。2回目以降は記入するものはありません。
  4. 地域医療連携室から、登録医の来院時に名札と白衣をお渡しします。
  5. 共同診療・指導を行った場合は、地域医療連携室でお渡しする「共同診療・指導票(様式第4号)」に必要事項を記入し、ナースステーションへ提出してください。後日、地域医療連携室よりコピーを送付いたしますので各医療機関の診療録に保管してください。
  6. 診療録・検査結果等のコピーを希望される場合は、病棟・地域医療連携室・当直者等の職員に範囲を指示してください。料金は無料です。
  7. 共同利用に伴う診療報酬の請求は、登録医と病院双方が独自に行います。登録医 は「開放型病院共同指導料Ⅰ」が請求できます。
  8. 手術・分娩介助等は当院で別途定めた「登録医報酬」を支払います。

◯検査目的の紹介(医療機器の利用)

  1. 紹介受診で利用できる医療機器
    CT・MRI・RI・内視鏡・エコーなどの検査機器
  2. 利用の手続き
    • CT・MRI等の放射線関連検査は、放射線科受付へ直接電話し検査予約を取ってください。
      放射線関連以外は地域医療連携室へご連絡ください。
      (放射線科直通電話:0985-39-8903 地域医療連携室直通電話:0985-39-8952)
    • 通常の紹介患さんと同様に「診療情報提供書」が必要です。「紹介患者予約FAX用紙(様式第5号)」
      (予約が取れている場合は、検査予約欄に検査名と予約時間を記入)と「診療情報提供書」を地域医療連携室へFAXして下さい。
    • 地域医療連携室は予約日・時間を確認し、「紹介患者予約票」をFAXにて登録医に返送します。
    • 返送された「紹介患者予約票」及び「診療情報提供書」を紹介患者さんに交付してください。
    • 紹介患者さんには、予約日に上記書類を持参して地域医療連携室に来ていただくよう説明をお願いします。
*上記は検査目的の紹介患者受診の手続きです。
高度医療機器の共同利用(当院で検査を行うが 診療報酬請求は登録医が行い、高度検査機器の利用に係る経費等を登録 医が当院に支払う。検査結果はデータのみの返却となり、当院医師は読影・返事等はいたしません。)をご希望の場合は、地域医療連携室へお尋ねください。

◯図書室の共同利用

  1. 登録医やその医療機関の職員の皆様が、図書室を共同利用する場合は、「図書室利用申込書(様式第6号)」により地域医療連携室へFAXで申し込んでください。
  2. 地域医療連携室から「図書室利用承認票」を返送します。
  3. 来院時に地域医療連携室に申し出て、名札の貸与を受けてください。
  4. 返送された「紹介患者予約票」及び「診療情報提供書」を紹介患者さんに交付してください。
  5. 図書の閲覧及びコピー機の利用が可能です。

◯研修会及び症例検討会への参加

古賀総合病院で実施する研修会及び症例検討会等について、適宜ご案内しますので、その際に指定する方法で申し込んでください。

セカンドオピニオン外来について

◯セカンドオピニオンとは

セカンドオピニオンとは、 現在の病状や治療⽅針について、 他の医師の意⾒を求めるということです。

◯当院におかかりの患者さんで他院⼜は 、主治医以外へ意⾒を求めたい⽅

当院以外の医師の意見を求められるように、当院でのデータを提供いたします。当院の担当医へ直接お申し込みください。相談される病院によって、時間・料金等、異なっております。相談される病院にご確認下さい。

◯当院以外の医療機関におかかりの患者さんで 、当院の医師へ意⾒・判断を求めたい⽅

セカンドオピニオン外来で対応いたします。診断や治療に関して当院の医師が専門の立場から意見・判断を提供いたします。新たな検査や治療は行いません。現在、治療を受けておられる主治医からの紹介状が必要です。現在、治療中の医療機関にお申し出下さい。

⚫︎セカンドオピニオン外来の対象となる方

患者さんご本人およびご家族を対象としています。ご家族の場合は、患者さんご本人の同意(同意書)ならびに患者さんとの続柄を証明できるもの(保険証等)が必要です。患者さんご本人およびご家族以外の方の相談はお受けできません。

⚫︎セカンドオピニオン外来の相談内容

主治医による診断内容や治療方針に関して、患者さんが他の医師の意見・判断等の情報を得、納得いく治療を自ら選択される際の参考にしたいと思われる次のような事項です。
[例]
  • 現在の治療や診断に不安を感じる場合
  • 外科的治療法と内科的治療法の選択で迷われている場合
  • 治癒の見込がないといわれたとき
  • 手術を勧められて悩んでいるとき

⚫︎セカンドオピニオン外来での相談に適さない場合

  1. 患者さんご本人とご家族以外は受診できません。
  2. ご家族でも患者さんの同意書をお持ちでない場合は受診できません。
  3. 現在の主治医に対する不満・転院希望・医療過誤等に関する相談には応じられません。
  4. 亡くなられた患者さんに対する相談はお受けできません。
  5. 現在の主治医が了解していない場合はお受けできません。
  6. 相談内容が当院の専門外である場合はお受けできません。

⚫︎相談時間および料金

相談日時
月曜日~金曜日
8:30~17:00 (完全予約制)
相談料金
30分以内
超過料金(30分毎)
11,000円(税込)
5,500円(税込)
  • 自由診療のため健康保険は使えません。すべて自費負担となります。
  • 費用は意見書作成費を含めた料金です。
  • 完全予約制です。お申し込みの後、受診日をご連絡いたします。
  • ※消費税増税に伴い、2019年10月1日より相談料金が変更になりましたのでご了承ください。

⚫︎受診までの流れ

1)当院の地域医療連携室(0985-39-8952)セカンドオピニオン担当までご連絡下さい。必要書類、受診方法等についてご説明いたします。セカンドオピニオンを申し込みます。
2)「古賀総合病院セカンドオピニオン外来 申込書」(別紙様式1)にご記入の上、FAXあるいは郵送でお送り下さい。申し込みに必要な書類は下の[書類の印刷]からダウンロードできます。

3)ご相談内容に基づき担当医と調整の上で受診日を決定しご連絡いたします。受診当日は、1階0番窓口の「地域医療連携室」までお声かけ下さい。ご案内いたします。

〈当日ご持参いただく書類〉
(1)現在の主治医からの紹介状
(2)相談に必要な検査データ例)血液検査、心電図、X線検査、病理報告書等
(3)ご家族が受診される場合の必要書類相談同意書(別紙様式2)患者さんとの続柄を証明できるもの(保険証、自動車免許証等)

⚫︎書類の印刷

セカンドオピニオン外来についてのお問い合わせは下記までお願い致します。

社会医療法人同心会 古賀総合病院 地域医療連携室
〒880-0041 宮崎市池内町数太木1749-1
TEL:0985-39-8952  FAX:0985-39-0372

登録医制度について

◯登録医

  • 入院中の紹介患者さんに対する共同診療の希望があれば、主治医と調整の上、共同診療をしていただくことができます。 ただし、診療科や患者さんの状況によりできない場合があります。
  • 共同診療を実施した場合、「開放型病院共同指導料Ⅰ」が算定できます。
  • 病院の職員同席のもとでカルテ類の閲覧が可能です。
  • 紹介患者さんが当院初診の場合で、地域医療連携室を通じてFAX紹介をいただいたときは来院前登録(診療録の事前作成等)が可能になります。
  • 紹介患者さんは診断確定後、または退院時に原則として逆紹介させていただきます。
  • 広報誌「フィオーレKOGA」を送付させていただきます。
  • 病院の図書室がご利用いただけます。
  • 病院で開催されるカンファレンス、講演会・研修会などのご案内をさせていただきます。登録医制度の登録された医療機関の職員の皆様の参加も可能です。

⚫︎登録医のお申し込み方法

  1. 申込み
    「古賀総合病院医療連携登録医申請書(様式第1号)」に記名押印の上、病院の地域医療連携室に送付していただくようお願いします。 また、ご連絡いただければ取りに伺うこともできます。
  2. 登録の通知
    「古賀総合病院医療連携登録医証(様式第2号)」を送付いたします。これで登録医としての手続きは完了です。
  3. 登録期間
    登録期間は原則1年間ですが、双方に異議がなければ自動更新となります。また、登録医が都合により中止を希望される場合は、いつでも中止することができます。

<お願い>

  • 開放病床での共同診療や研修会参加など施設利用していただくために、かかりつけ医の先生には登録医として登録いただくようお願いいたします。
  • 開放病床での共同診療はご希望に応じて実施していただくものであり、登録医の義務ではありません。
  • 登録時に写真入ネームカードを作成させていただきます。院内で活動される際は地域医療連携室で受付し、ネームカードを受け取り必ず着用していただくようお願いいたします。
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