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前立腺肥大症、排尿困難、排尿障害

疾患の特徴

男性は年を重ねると、「前立腺肥大症」の影響で尿が出にくくなります。尿の通り道を狭くし、頻尿や残尿感といった症状が出現します。夜何回も排尿したくて目が覚める原因の一つは、この前立腺肥大症です。
全く出ないとまではなくても、尿の勢いが低下し排尿に時間がかかる場合は、内服の治療がありますので受診をお勧めします。
尿に関する悩みをそのままにすると気分が落ち込みます。年齢のせいだからしょうがないと諦めず、気軽に相談にいらしてください。

主な症状

「前立腺肥大症」の症状は、頻尿・残尿感・尿勢低下です。重症になると、溢流性尿失禁の症状が現れることがあります。少しでも、尿が出にくいと感じたり、排尿後にスッキリしない、夜何回も尿で目が覚めるようになった、という症状のある方はお気軽にご相談ください。

溢流性尿失禁について
自分で尿を出したいのに出せない、でも尿が少しずつ漏れ出てしまうのが溢流性尿失禁です。この溢流性尿失禁では、尿が出にくくなる排尿障害が必ず前提にあります。排尿障害を起こす代表的な疾患に、前立腺肥大症がありますので、溢流性尿失禁は男性に多くみられます。ほかに、直腸がんや子宮がんの手術後などに膀胱周囲の神経の機能が低下してしまっている場合にもみられます。
お腹が張って尿が漏れだしてきてしまう症状がある方は、直ちに泌尿器科を受診してください。

治療法について
薬物治療及び内視鏡手術

前立腺肥大症の場合、内服薬による治療をまず行い、症状が良くならない場合には内視鏡による手術をお勧めしています。手術は、近隣の施設を紹介していますので、お気軽にご相談ください。

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