胃癌は、がんができる場所によって、幽門側胃切除(胃の出口側をとる、図1)、胃全摘(胃を全部とる、図2)、噴門側胃切除(胃の入口側をとる、図3)などの術式を選択します。
当院では積極的に腹腔鏡手術を行うようにしています。
腹腔鏡手術(図4,5)では、まずお腹を二酸化炭素ガスでふくらませ、小さな穴を5個開けてそこから腹腔鏡カメラや手術器具を挿入します。腹腔鏡カメラの映像をモニターに映し出して、胃やリンパ節の切除、再建(胃と十二指腸をつないだり、食道と空腸をつないだり)を行います。高画質の3Dカメラを使用しています。
腹腔鏡手術は傷が小さいため、術後の痛みが少なく回復が早いのが特徴です。
最終更新:2023年6月15日