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平成30年度病院指標

年齢階級別退院患者数

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年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 154 32 182 425 436 483 1124 1424 1041 241

【解説】
当院では、60歳代をピークに70歳以上の高齢な患者さんが多いのは、地域特性でもあり、地域包括ケアを担う病院の特性でもあると思われます。昨年に比べ219人の入院患者さんが増えており、70歳以上の患者さんの占める割合が高くなっています。加齢とともに一つの疾患だけでなく、複数の疾患を抱えることも多く、今後もこの傾向は続くことが考えられます。一方、年齢別入院患者数の特徴として、10歳未満の患者のうち98%は当院の産科で産まれた低体重児や新生児黄疸の赤ちゃんが占めています。昨年に比べ45人の入院患者さんが減っていますが、少子化(出産件数の減少)の影響が考えられます。
また、高齢者が増えることにより、肺炎(誤嚥性肺炎)、骨折、循環器疾患、認知症などの患者さんが増えることが予想されることから、予防学に努めることも含め、入院患者さんをスムーズに受け入れられる体制を整える必要があります。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)


内科


DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院
日数
(自院)
平均
在院
日数
(全国)
転院率 平均
年齢
患者用
パス
060100xx01xx0x 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。)内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 副傷病なし 298 2.41 2.67 0.00% 67.76
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし
手術・処置等11あり 手術・処置等2なし 副傷病なし
92 3.75 3.01 3.26% 72.36
050130xx99000x 心不全 手術なし 手術・処置等1なし
手術・処置等2なし 副傷病なし
66 24.35 17.66 12.12% 80.64
060020xx04x0xx 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 手術・処置等2なし 48 7.50 8.52 0.00% 71.75
110280xx02x1xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全
動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等21あり
48 38.46 35.72 14.58% 71.83

【解説】
【消化器内科】
・胃カメラ・大腸カメラによる検査
最新の内視鏡システムを用いて詳しく検査を行います。
・ピロリ菌の診断・除菌
ピロリ菌は胃癌をはじめ様々な疾患のリスクだけでなく、胃・十二指腸潰瘍、リンパ腫など様々な病気の原因となります。感染が確認されれば抗生剤を用いた1週間の内服治療で除菌を行います。
・カメラによる早期癌、ポリープの治療
早期に発見された食道癌、胃癌、大腸癌は腹部を切らずにカメラによる治療で治癒が期待できます。大腸のポリープ切除も行っております。
・カプセル内視鏡
小腸病変を検索する検査です。小さなカプセルの中の超小型カメラで小腸病変を検索します。
・炎症性腸疾患
ひどい下痢や腹痛、血便が続く場合には炎症性腸疾患を疑う必要があります。大腸カメラ、レントゲン検査や血液検査などで診断を行い、症状に応じて治療を行います。

 

【循環器内科】
心不全とは、何らかの原因により心臓がうまく機能せず、身体に血液、ひいては酸素を届けることが出来なくなる状態を心不全と言います。急に心臓の病気が起きてしまう場合や、元々心臓が弱いところにいろいろな原因(たとえば風邪を引いたり、お薬を飲み忘れてしまったり)により心臓に負担がかかり起きてしまいます。当院では循環器専門医が複数名常勤しており、専門的な治療を行っております。
狭心症とは、心臓に酸素や栄養を送っている冠動脈という血管が狭くなり、心臓が活動するために必要な血液が十分に供給されなくなることで起こる病気です。前年度と比べると患者数は増えております。
【狭心症】
心臓に酸素や栄養を送っている冠動脈という血管が狭くなり、心臓が活動するために必要な血液が十分に供給されなくなることで起こる病気です。前年度と比べると患者数は増えております。

 

【腎臓内科】
当院は平成12年より「腎センター」を構えており、現在では県内でも有数の血液透析・腹膜透析施設となっております。このため、当院では腎臓疾患により血液透析が必要になる患者さんへの血液透析の準備のための手術(シャント作成術)や、血液透析をすでに行っている患者さんのシャントのトラブル(感染症や閉塞など)への治療を、開業医の先生方からのご紹介も含め、多く受け入れて治療を行っております。


外科


DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院
日数
(自院)
平均
在院
日数
(全国)
転院率 平均
年齢
患者用
パス
060335xx02000x 胆嚢水腫、胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等
手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし
137 7.40 7.30 2.19% 60.02
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上)ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 104 5.25 4.96 0.00% 66.60
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等
手術・処置等2なし 副傷病なし
87 11.41 10.08 6.90% 77.57
100020xx010xxx 甲状腺の悪性腫瘍 甲状腺悪性腫瘍手術 切除等 手術・処置等1なし 79 11.01 8.68 1.27% 54.72
0060035xx01000x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除または悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 51 17.73 15.3 3.92% 68.02

【解説】
当院では日本人に多いとされる胃癌、大腸癌の患者さんを含め消化器全般の疾患を多く扱っています。特に早期胃癌、大腸癌の症例に関してはほぼ全例に鏡視下手術を適用しているほか、進行胃癌、肝胆膵悪性腫瘍に対しても積極的な手術治療を行っています。また切除不能・再発癌に対しても、全身化学療法を中心とした抗癌剤治療を積極的に行っており、その治療効果によっては手術治療への移行も考慮しています。胆嚢、胆管結石は消化器疾患の中ではもっともポピュラーな疾患で、内視鏡手術を標準治療とし、髙い完遂率と安全性(開腹移行率0.006%)で行っています。甲状腺疾患は日本人女性に多い疾患ですが、当院では県下でも有数の手術件数を誇り、内分泌内科と協働して治療にあたっています。


泌尿器科


DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院
日数
(自院)
平均
在院
日数
(全国)
転院率 平均
年齢
患者用
パス
110080xx991x0x 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり副傷病なし 90 2.01 2.53 0.00% 71.94
110070xx0200xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術
経尿道的手術 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし
60 4.30 7.20 0.00% 74.68
110420xx02xx0x 水腎症等 経尿道的尿管ステント留置術等 副傷病なし 27 2.41 4.29 3.70% 69.19
110080xx9903xx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等23あり 20 39.65 14.55 0.00% 74.85
110060xx99x20x 腎盂・尿管の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等22あり 副傷病なし 17 12.12 10.99 0.00% 76.06

【解説】
PSA検診に伴う前立腺生検が最も多く、次いで膀胱癌に関しては生検も含め、再発症例がいるので症例が多くなります。以降は前立腺癌の全摘術、放射線治療、尿路上皮癌の抗癌剤目的の入院が多いです。経尿道手術がメインですが、体外衝撃波もありますので結石の治療も継続して行っております。
水腎症に対する、尿管ステント・腎瘻等が多いです(当科疾患、外科疾患、婦人科疾患、血液内科疾患の抗癌剤治療での延命率の延長に伴い)。


婦人科


DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120180xx01xxxx 胎児及び胎児付属物の異常 子宮全摘術等 91 8.38 9.70 0.00% 33.15
120060xx01xxxx 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 44 10.52 9.87 0.00% 44.05
120260xx01xxxx 分娩の異常 子宮破裂手術等 38 10.32 9.63 0.00% 33.11
120170xx99x0xx 早産、切迫早産 手術なし
手術・処置等2なし
31 28.90 19.69 16.13% 31.55
120200xx99xxxx 妊娠中の糖尿病 手術なし 31 9.48 5.75 0.00% 35.42

【解説】
当病院は、地域周産期センターとして認定されており、ハイリスク妊娠の妊娠・分娩管理を行っています。切迫早産・双胎や甲状腺疾患・糖尿病・妊娠糖尿病などの合併症妊娠の管理を多数行っています。またセミオープン方式をとっており、無床産婦人科クリニックと連携をとりローリスク分娩も行っています。また、一般不妊治療から体外受精、顕微授精など高度生殖補助医療を行えるセンターを有し、卵から赤ちゃんまでをモットーに系統的な治療を行っています。


皮膚科


DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院
日数
(自院)
平均
在院
日数
(全国)
転院率 平均
年齢
患者用
パス
080010xxxx0xxx 膿皮症 手術・処置等1なし 35 11.74 12.51 0.00% 62.97
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物
皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等
手術・処置等1なし
20 4.80 4.05 0.00% 59.65
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外)
皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2なし
15 9.07 8.16 0.00% 81.87
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 14 15.00 8.95 7.14% 79.5
080007xx97xxxx 皮膚の良性新生物 その他手術あり 13 6.08 6.06 0.00% 52.00

【解説】

当院の皮膚科では蜂窩織炎や軟部組織感染症などの急性感染症,入院管理が必要な腫瘍の手術,帯状疱疹や糖尿病の合併症である足病変の治療を多く行っています。

整形外科


DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院
日数
(自院)
平均
在院
日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
160690xx99xx0x 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。)
手術なし 副傷病なし
19.61 -%
160800xx99xx0x 股関節大腿近位の骨折 手術なし 副傷病なし 14.45 -%
160800xx01xxxx 股関節大腿近位の骨折
人工骨頭挿入術 肩、股等
26.30 -%
160980xx99x0xx 骨盤損傷 手術なし 手術・処置等2なし 19.32 -%
160800xx99xx1x 股関節・大腿付近の骨折 手術なし 副傷病あり 26.00 -%

【解説】
当院整形外科は医師一人体制のため、手術症例はほとんどなく、保存療法で対応可能な疾患が中心となります。超高齢化社会となって骨粗鬆症患者が増えているため、脊椎圧迫骨折症例が多くなっております。また、大腿骨近位部骨折症例も多くなっておりますが、ほとんどが他院で手術施行後のリハビリ継続目的での入院となっております。平均在院日数が全国平均と比べてかなり長くなっておりますが、移動能力の低下した高齢者では自宅退院に結びつかない、合併症が多くて受け入れ先が見つからない、などがその原因と思われます。


耳鼻咽喉科


DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院
日数
(自院)
平均
在院
日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
030425xx97xxxx 聴覚の障害(その他) 手術あり 22 5.68 8.32 0.00% 59.45
030230xxxxxxxx 扁桃、アデノイドの慢性疾患 7.89
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 7.04
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎
手術なし
5.43
030360xxxxxxxx 副鼻腔嚢胞、鼻前庭嚢胞 6.80

【解説】
眩暈と急性感音難聴の診断と手術治療を行っています。

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

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初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 63 16 17 34 17 16 1 7
大腸癌 17 43 39 51 31 17 1  7.8
乳癌 5 2 2 1 0 0 1  7
肺癌 0 0 0 2 1 1 1  7
肝癌 7 5 16 8 3 5 1  6.7

※1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約

【解説】
当院では消化器癌を積極的に治療しており、大腸癌、胃癌、肝癌の順に症例が多くなっています。早期胃癌、早期大腸癌では特に従来の開腹手術だけでなく、内視鏡的治療および腹腔鏡下手術を積極的に行っているため、StageⅠ症例が比較的多くなっています。また遠隔転移などを有するstageⅣ症例に対しても全身化学療法と手術療法を組み合わせた集学的治療を諦めず行っているため、数が多くなっています。肝癌はもともと早期癌の割合が少ない癌であるため、治療対象症例にstageⅡ期以降の症例が多くなっています。当院では積極的な抗癌剤治療だけでなく、stageⅣの患者さんを対象としてQOLを考慮した緩和ケア、在宅ケアなども積極的に行っております。

成人市中肺炎の重症度別患者数等

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患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 10 13.2 59.8
中等症 45 15.36 79.93
重症 12 20.67 84.75
超重症
不明

【解説】
成人市中肺炎とは、普通の社会生活を送っている中で発症した大人の肺炎を意味します。当院の成人市中肺炎による入院患者さんの特徴は、軽症から中等症の高齢者肺炎が多いことです。患者さんが高齢であるほど、肺炎の重症度が増す傾向を認めています。

脳梗塞の患者数等

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ICD10 傷病名 発症日
から
患者数 平均
在院
日数
平均
年齢
転院率
G45$ 一過性脳虚血発作及び関連症候群 3日以内
その他
G46$ 脳血管疾患における脳の血管(性)症候群 3日以内
その他
I63$ 脳梗塞 3日以内 16 35.25 76.31 16.67%
その他
I65$ 脳実質外動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に
至らなかったもの
3日以内
その他
I66$ 脳動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に
至らなかったもの
3日以内
その他
I675 もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症> 3日以内
その他
I679 脳血管疾患,詳細不明 3日以内
その他

【解説】
当院では、脳梗塞急性期における血栓溶解療法は行っていないため、脳梗塞急性期の患者さんの入院は多くありません。また当院は脳神経外科がありませんので、脳外科的治療の対象になりそうな脳血管疾患の患者さんは少ない状況です。脳梗塞後のリハビリや嚥下訓練を積極的に行っています。

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

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内科


Kコード 名称 患者数 平均
術前
日数
平均
術後
日数
転院率 平均
年齢
患者用
パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術
(長径2cm未満)
284 0.17 1.18 0.00% 68.39
K610-3 内シャント又は外シャント設置術 125 4.63 12.03 5.60% 69.87
K654 内視鏡的消化管止血術 51 3.00 13.04 5.88% 72.35
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術
(早期悪性腫瘍粘膜下層)
49 1414 7.08 2.04% 71.65
K722 小腸結腸内視鏡的止血術 32 3.69 10.00 0.00% 77.16

【解説】
内視鏡室にて胃カメラ、大腸カメラ、超音波内視鏡(EUS)、小腸カプセル内視鏡などの各種検査を行っています。治療では内視鏡下粘膜下層剥離術(ESD)・内視鏡下粘膜切除術(EMR)、内視鏡下ポリープ切除術(ポリペクトミー)(上部・下部)、内視鏡下止血術(上部・下部)、内視鏡下バルーン拡張術、ステント挿入(上部・下部)イレウス管挿入術(経肛門的、経鼻)などを行っています。なかでも早期癌(食道癌、胃癌、大腸癌)に対する胃カメラ、大腸カメラによる治療を積極的に行っています。消化管止血等の緊急内視鏡検査に対しては24時間オンコール体制をとっており、緊急時には夜間でも内視鏡検査が可能です。感染対策は日本内視鏡学会ガイドラインに則って洗浄・消毒しています。ディスポーザブルの器具の導入も考慮し、感染対策には力を入れております。
また、当院は腎センターを併設しており、血液透析患者のブラッドアクセス手術(プライマリーからトラブル例を含む)を行っています。

外科


Kコード 名称 患者数 平均
術前
日数
平均
術後
日数
転院率 平均年齢 患者用
パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 181 3.72 5.09 2.21% 61.29
K6335 鼠径ヘルニア手術 83 1.19 3.22 0.00% 66.77
K791-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 63 3.44 16.68 4.76% 68.60
K6871 内視鏡的乳頭切開術(乳頭括約筋切開のみのもの) 50 2.06 6.02 2.00% 76.36
K4631 甲状腺悪性腫瘍手術(切除) 48 1.13 5.67 2.08% 52.35

【解説】
腹腔鏡下胆嚢摘出術を筆頭に大腸癌、胃癌などの鏡視下手術を積極的に行っています。特に腹腔鏡下胆嚢摘出術は県内でも早い時期から施行しており、以来その件数は5700にのぼり(2019年9月現在)、髙い完遂率と安全性(開腹移行率0.006%)で行っています。大腸癌に対する腹腔鏡下結腸切除術は3Dカメラの導入、ハイボリュームセンターからの技術指導により、確実で安全な手術を行っています。甲状腺手術も多く、根治性と美容性を両立した手術を心がけています。良性および悪性胆道疾患(胆管結石や胆管癌など)では閉塞性黄疸、急性胆管炎などを来し、迅速な内視鏡的処置が必要なことがありますが、当院では他院からの紹介も多く、積極的に手がけています。鼡径ヘルニアは比較的ポピュラーな疾患で、当院でも多くの手術を短期入院で行っています。


泌尿器科


Kコード 名称 患者数 平均
術前
日数
平均
術後
日数
転院率 平均
年齢
患者用
パス
K8036ロ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(その他のもの) 60 0.18 3.12 0.00% 74.68
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 33 0.06 2.64 3.03% 69.36
K8412 経尿道的前立腺手術(その他) 15 1.67 7.07 6.67% 73.80
K768 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術 10 4.90 1.90 0.00% 58.10
K7981 膀胱結石,異物抽出術(経尿道的手術) 10 0.30 1.30 10.0% 71.70

【解説】
膀胱癌に関しては生検も含め、再発症例がいるので症例が多くなります。以降は膀胱結石、尿路結石に対する経尿道的手術、鏡視下による腎(尿管)悪性腫瘍手術が多いです。
次いで、水腎症に対する、尿管ステント・腎瘻等が多いです(当科疾患、外科疾患、婦人科疾患、血液内科疾患の抗癌剤治療での延命率の延長に伴い)。


婦人科


Kコード 名称 患者数 平均
術前
日数
平均
術後
日数
転院率 平均
年齢
患者用
パス
K8982 帝王切開術(選択帝王切開) 98 7.00 6.27 0.00% 33.17
K8981 帝王切開術(緊急帝王切開) 63 8.95 7.03 0.00% 33.16
K877 子宮全摘術 40 1.35 8.43 0.00% 48.73
K8862 子宮付属器癒着剥離術(両側)(腹腔鏡) 27 1.00 3.52 0.00% 34.63
K8721 子宮筋腫摘出(核出)術(腹式) 23 2.74 8.04 0.00% 37.48

【解説】
当病院は、地域周産期センターとして認定されており、ハイリスク妊娠の管理分娩を行っていることで多くの帝王切開を行っています。また高度生殖医療センターもあり、不妊症患者を含む、卵巣腫瘍・子宮内膜症・子宮付属器癒着・卵管留水症・子宮筋腫に対する腹腔鏡下手術や粘膜下子宮筋腫・子宮内膜ポリープに対する子宮鏡下手術も多数行っています。


皮膚科


Kコード 名称 患者数 平均
術前
日数
平均
術後
日数
転院率 平均
年齢
患者用
パス
K0301 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術(肩,上腕,前腕,大腿,下腿,躯幹) 19 0.16 4.89 0.00% 54.58
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) 15 0.47 8.73 0.00% 83.73
K0062 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)
(長径3cm以上6cm未満)
10 0.00 4.50 0.00% 61.40
K0063 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)
(長径6cm以上12cm未満)
- - - -%
K0061 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)
(長径3cm未満)
- - - -%

【解説】
手術療法だけで完治できそうな良性腫瘍,早期の皮膚がんなどを中心に手術を行っています.通院が困難な患者さんや,術後の安静やしっかりとした術後管理が必要な手術例では入院での管理をしています。


整形外科


Kコード 名称 患者数 平均
術前
日数
平均
術後
日数
転院率 平均
年齢
患者用
パス
K0461 骨折観血的手術(肩甲骨,上腕,大腿) ―%
K0484 骨内異物(挿入物を含む)除去術(鎖骨,膝蓋骨,手,足,指(手,足)その他) ―%
K0811 人工骨頭挿入術(肩,股) ―%
K0463 骨折観血的手術(鎖骨,膝蓋骨,手(舟状骨を除く),足,指(手,足)その他) ―%
K0732 関節内骨折観血的手術(胸鎖,手,足) ―%

【解説】
一人で実施可能な手術しか行えないため、症例数は少なくなっております。術後も当院で診ていくことを心がけております。


耳鼻咽喉科


Kコード 名称 患者数 平均
術前
日数
平均
術後
日数
転院率 平均年齢 患者用
パス
K327 内耳窓閉鎖術 20 0.60 4.10 0.00% 60.15
K3772 口蓋扁桃手術(摘出) ―%
K340-4 内視鏡下鼻・副鼻腔手術2型(副鼻腔単洞手術) ―%
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) ―%
K467 頸瘻,頸嚢摘出術 ―%

【解説】
眩暈と急性感音難聴の原因が外リンパ瘻であり、保存的治療で治らない症例に、内耳窓閉鎖術を行っています。

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

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DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 11 0.20%
異なる 14 0.25%
180010 敗血症 同一 31 0.56%
異なる 11 0.20%
180035 その他の真菌感染症 同一 ―%
異なる ―%
180040 手術・処置等の合併症 同一 119 2.15%
異なる

【解説】
「播種性血管内凝固」とは、感染症や癌、血液疾患など種々の基礎疾患により全身性に血液凝固系の亢進をきたし、微小血管に血栓という血液の塊を形成して臓器障害を起こし、一方では凝固因子や血小板の消費により、出血症状を呈する症候群のことを言います。非常に重篤な状態になります。「敗血症」とは、感染に対する制御不能な生体反応によって引き起こされる重篤な臓器障害のことを言います。これらの「播種性血管内凝固」や「敗血症」の診断で当院に入院となる患者さんと入院後にこれらの診断がついた患者さん、さらには重症感染症や免疫低下状態、悪性疾患の患者さんで、種々の治療にもかかわらず病状が悪化してこれらの病態を呈するようなこともあります。その他の中で最も目立つのは、「手術・術後の合併症」ですが、昨年同様もともと手術・術後の合併症に対する治療目的に当院に紹介入院となった患者さんが大半を占めています。当院では透析診療も行っており、透析患者さんの動静脈シャント作成を数多く手掛けています。他院で慢性透析中の患者さんのシャント血管が閉塞や狭窄して準緊急的にシャントの再作成や狭窄解除のための紹介を受けた患者さんがこの中のほとんどを占めています。一方11例が当院で行った手術・術後の合併症に相当すると考えられるもので、内視鏡的ポリープ切除を含む術後出血4例と術後の吻合部狭窄等7例が含まれています。

 

更新履歴
2019年9月27日

 

 

 

 

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